各メニューの機能について
ここでは各メニューの機能や占い手法について簡単に解説をしていきたいと思います。ただし「気学」そのものについては大変奥深い学問でもありますので、 ここですべてを記載するには限界があります。したがって「気学」については徐々にメルマガや会員メニューなどを 通して皆さんと共に研究していきたいと考えています。ここでは、「日々の占い」「月々の占い」「年間の占い」「性格占い」「男女の相性」「婚期の時期」「健康の占い」等 の各メニューがどのような方法で占いを実施しているのかについて簡単に解説していきたいと思います。
1. 日々の占い
毎日の運勢は「対象月の月盤」と「対象日の日盤」との同会法によって占っています。つまり、
日盤でその方の本命星が、月盤のどの九星と座所を同じにしているかを見て占っています。例えば、2025年4月20日は八白土星
の日ですが、自分の本命星が一白水星だったとすると、その日は自分の本命星は日盤で見ると兌宮に位置します。すると兌宮(7赤の象意)
がその日、一日の流れを支配する事になりますが、月盤ではその兌宮には二黒土星が回座しています。この象意が環境や同位
からの影響を受けることになると判断します。この一日の流れを一白水星の象意を持つ方がどのように受け止めるかという見方で占って
いく事になります。
このような占いの流れを占いの文章の下に記載しています(以下は上記の例)
- あなたの本命星:一白水星
- 本日の九星:八白土星 回座方位:兌宮
- 本日の月盤:九紫火星 回座九星:二黒土星
2. 月々の占い
毎月の運勢は「対象月の月盤」と「対象月の年盤」との同会法によって占っています。
つまり、月盤でその方の本命星が、年盤でのどの九星と座所を同じにしているかを見て占っています。
例えば、先ほどの方(本命星:一白水星)の月運を見たいとすると、その月(2025年4月20日の事例でしたね)4月は九紫火星の月でした。その月の月盤では本命星である一白水星は乾宮に位置します。
すると乾宮(六白の象意)がその月、一か月間の流れを支配することになりますが、年盤ではその乾宮には三碧木星が回座しています。
この象意が環境や同位からの影響を受けることになると判断します。
この一か月間の流れを一白水星の象意を持つ方がどのように受け止めるかという見方で占っていく事になります。
このような占いの流れを占いの文章の下に記載しています(以下は上記の例)
- あなたの本命星:一白水星
- 本月の九星:九紫火星 回座方位:乾宮
- 今年の年盤:二黒土星 回座九星:三碧木星
なお月を見るとき、節入りの日をもって月が変わるので留意してください。従って例えば1月5日現在の月運を見るときは前月(12月)の運勢を見ることになります。 (下の早見表参照)
月間早見表
月 | 期間 |
---|---|
1月 | 1月6日~2月3日 |
2月 | 2月4日~3月5日 |
3月 | 3月6日~4月5日 |
4月 | 4月6日~5月5日 |
5月 | 5月6日~6月5日 |
6月 | 6月6日~7月7日 |
7月 | 7月8日~8月7日 |
8月 | 8月8日~9月7日 |
9月 | 9月8日~10月8日 |
10月 | 10月9日~11月7日 |
11月 | 11月8日~12月7日 |
12月 | 12月8日~1月5日 |
3. 年間の占い
1年間の占いは、その年の立春から翌年の節分までの一ヶ年間の大勢をいいます。 自分の本命星が占いたい年の年盤の上で、 どの定位に同会しているかを調べて、毎年の運勢の判断をします 例えば、先ほどの方(本命星:一白水星)の年運を見たいとすると、その年(2025年4月20日の事例でしたね)2025年は二黒土星の年でした。その年の年盤では本命星である一白水星は巽宮に位置します。 すると巽宮(四緑の象意)がその年、一か年間の流れを支配することになります。また年盤では、自分の定位である坎宮には7赤金星が回座しています。 この象意が他動的な問題として影響を受けることになると判断します。 このような占いの流れを占いの文章の下に記載しています(以下は上記の例)
- あなたの本命星:一白水星
- 本年の九星:二黒土星 回座方位:巽宮
- あなたの定位に回座している九星:七赤金星
4.性格占い
人の性格は対人関係に大きな影響を及ぼします。気学において人の性格を判断するには本命星や月命星、十干、十二支等によって総合的に判断します。例えば学生時代に同じクラスでは大多数が同じ干支で同じ本命星のはずで、性格は、すべて同じ性格になるかというと
そうではありませんね。本命星が同じでも生まれた月が異なってくれば性格の差はおのずと異なります。またその人自身の経験や職業、生活環境によって後天的に性格が形成されるものもあります。
気学においては性格を分析するときは諸説ありますが概ね影響を受ける順に並べると以下のようになります。
- 本命星による影響:基本的な性格や性質を決定する要素
- 傾斜宮による影響:本命星が表面とすると傾斜宮は内面の性格や本質を表す
- 十二支による特徴:社会的傾向や対人関係の特徴を表す
- 十干による特徴:細かい特徴や表面的な行動パターンを表す
ここでの判定は、そのうち上位3通り、つまり「本命星」「傾斜宮」「十二支」について、占いを表示しています。
これらの先天的な性格が相互に影響し合い、これに前述したとおり、その人自身の経験や職業、生活環境による後天的な影響の相互作用によって性格が形成されていくものです。
5. 男女の相性
気学をふくめた占い一般において「男女の相性」「結婚運」というのが最も熱心に問われる分野であり、とりわけ受身の立場にある女性の方に関心が多く、当サイトでも女性の方を念頭に作りこみを実施しています。 男女の相性を見る場合これも諸説ありますが、概ね以下の内容を見て占います。
- 本命星から見た相性
- 十二支から見た相性
- 傾斜宮から見た相性
当サイトでは上記のうち「本命星から見た相性」「傾斜宮から見た相性」の2種類の相性を表示しています。ただし上記の占法のすべてに吉となることはまれで、
サイト内でも注意しているように、相性が良い(大吉・吉)組み合わせに越したことはありませんが、悪い(大凶・凶)組み合わせと表示されたとしても「努力が必要なお相手だよ」という程度で理解してください。
決して占いの結果が別離や離婚の材料になることを望んではいません。お互いをよく理解し合うことにより末長いお付き合いをされることを望んでいます。
6. 婚期占い
女性にとって「いつごろ結婚するのだろうか」という課題は本人にとっても、ご家族にとっても最も関心があるテーマでしょう。
気学においても、「何歳の時に結婚するでしょう」と明確に判断することは、なかなか困難なことで「何時頃が結婚話が起こりやすいでしょう」という判断しかできません。
これらの予測をしようとするとき、まず女性の本命星あるいは月命星が「巽宮(四緑の象意)」あるいは「兌宮(七赤の象意)」に入った年を結婚に適した年と見ます。
(これらの宮に暗剣や歳破がついている場合を除きます。表示している年月にはこれらの凶殺は除かれています)
そして、何月ごろが適しているかは、年盤と月盤の同会法を用いて、本人の本命星が四緑同会あるいは七赤同会の月をもって決めます。
これらの、条件をわかりやすくまとめると以下のようになります。
- 女性の本命星あるいは月命星が、その年の年盤の巽宮もしくは兌宮に回座していること
- かつ、その年の月盤に自分の本命星が回座している方位の年盤に四緑あるいは七赤が同会している月
- 暗剣や破れがついている場合を除くこと
このメニューでは入力日から5年以内に区切って、すべての月(60か月分)を上記の条件に合う月を探して表示しています
7. 健康の占い
このメニューでは、どんな病気にかかりやすいのかを判定します。
このメニューでの入力時にも注意しているように、健康上の運は過去に凶方をおかした結果「方災」によって現れることもあります。
これは、過去に転居もしくは長期旅行などの覚えがある方にとって非常に重要なポイントとなります
是非、身に覚えがあるという方は是非「信用のある気学を用いた易占の専門家」を訪ねてみられることをおすすめします。
ここでは生まれた月の月盤をみて、生まれつきどのような病気にかかりやすいのかについて占っています。
まず、生まれた月の月盤の上に「暗剣」「月破」ついている座所を調べ、その座所によって身体のどの部分に障害が現れやすいかを見ます。
次にそこに回座している九星の種類によって病気の種類を判断します。次に事例を挙げて説明しましょう
例えば月命星が四緑の方の場合を事例に上げます(スクショ参照)、暗剣方位は巽宮(四緑の定位)にあり人体象意には気管、肘から上、頭髪、神経、腸、股、食道などです。そしてここに回座している九星は三碧で、神経、脛から先、足、肝臓、声帯、拇指、肘から先、手、咽頭などです。
この結びつきで考えられるのは、神経を使うことによる胃腸炎や逆流性食道炎等による喉の障害などの疾患でしょう。
そして月破の方位には坎宮(一白の定位)にあり人体象意には脊髄、鼻孔、尿道、生殖器、肛門、腎臓、耳などです。そしてここに回座している九星は九紫で、眼、血液、頭脳、視力、精神、心臓、乳房などです。
この結びつきで考えられるのは腎臓炎や心臓(心房細動など)そして痔などの血液循環経路に関係する疾患、そして尿道炎などに伴う夜間頻尿などにもなりやすいということがいえます。