ハーブのご紹介


女性のためのハーブ

ハーブのご紹介

ハーブの恵みを受けるには

ハーブを扱うのは、はじめてというあなたの為に、難しいことは抜きにして一つだけ知っておいて頂きたいことがあります。
それは、ハーブの中に含まれる有効成分は、脂溶性(水に溶けず油に溶けやすい性質)の成分と、水溶性(水に溶けやすい性質)の成分とに分かれるということです。
ここはハーブを利用する上で、とてもとても大切なところです。ハーブに含まれる成分のうち何を取り込みたいかによって、体に取り込む方法が決まってくるということなんです。

下の図をご覧ください。

成分取り込む方法成分の内容
水溶性 ハーブティー、チンキ、湿布、入浴 アルカロイド、フラボノイド(水・油)、ビタミン(D,E,K,A)以外、ミネラル、苦味質、等
脂溶性 侵出油、チンキ、軟膏 精油、カロテノイド、フラボノイド(水・油)、ビタミン(D,E,K,A)、等

チンキは、有効成分をアルコール(ウォッカ、ホワイトリカー等)で抽出する方法で、水溶性と脂溶性の両方の成分を取り出すことができます。
また、体内への吸収が早く、長期間(約1年間)保存できるというメリットもあります。
料理や、飲み物に少量(3~5ml程度)垂らして用いるので、お酒が苦手の方でも大丈夫です。

ハーブは一般食品です

ハーブは一般食品であり、医薬品ではありません。したがって体にとっては、他の食物と同じように、通常の食品として体内に消化吸収されます。医薬品のように副作用もなく体には最も優しい飲み物といえるでしょう。

たった一種類のハーブでも、その中に含まれる食物化学成分は数百~数千にものぼります。しかしながら個々に含まれる成分量自体は「医薬品」と比べて極めて少なく、体に穏やかに働きかけてあなたが本来持っている自然治癒力をアップさせ、全身的なバランスを回復させるのが「ハーブ」の特徴です。

「医薬品」と「ハーブ」のそれぞれの役割は明確に区別されていますが、一言で説明するなら「ハーブ」は前述のように自然治癒力をアップさせ全身的なバランスを回復させるといった健康の維持管理を目的として用いられるのに対して、「医薬品」は主として病気の治療に用いられます。

ハーブの中にも作用が激しくて自己管理には不適とされる薬草(麻薬とか)がありますが、日本ではそのようなハーブは「医薬品」として分類され薬事法で厳格に管理されています。なので「医薬品」ではなく「一般食品」として流通するハーブは、医薬品と比べて、副作用などの有害反応がなく安全性が高いので安心して飲用することができます。

ハーブを召し上がるときは安全性の分類にご注意を

このように人工的に作成された医薬品と比べてハーブはきわめて安全性が高い一般食品ではあるのですが、「銀杏」とか「グレープフルーツジュース」などよく知られているように、一般食品の世界でも過度の接収が体に悪影響を及ぼす食品もあります。
大量に摂取しなければ問題ないレベルではあるのですが、ハーブの世界ではこのような食品には「外用のみに用いる」「妊娠中に使用しない」「授乳期間中に使用しない」「特定の使用制限がある」などの安全性の分類を設けて使用制限が適用されているハーブがあります。
このような使用制限があるハーブを販売する場合には、明確に注意喚起を行いますので、内容をよくご覧になり、お召し上がりください。 また食物アレルギーなどにも、ご注意ください。特にキク科の植物(アーティーチョーク、エキナセア、カレンデュラ、カモミール、ダンデライオン、ミルクシスル等)に対するアレルギーがある方は、特にブレンドされている銘柄にご注意ください。
当社のハーブブレンドを含むすべての食品は、すべて内容を明確にしております。